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2012-10-15
簡単に痩せる方法
昨年の今頃から今年の6月くらいまでの間に、約13kgの減量に成功し、体脂肪率も16.6%から7.8%まで減少させました。(体脂肪の数値については生体インピーダンス法による測定ですので、あくまで参考値扱いではありますけど。)
従って、久しぶりに会う友人などは、皆、驚くわけでして、特に女性たちからは「どうやって痩せたの?」と興味津々に訊かれます。
女性誌などの場合、誌面が埋まらないときにはダイエットネタで凌ぐ、というようなお話しを聞いたことがあるのですが、さすが、ダイエットの話になると、皆さん、食いつきが違いますね。
そこで、一体どういう方法を使って簡単に痩せることが出来たのか、小澤メソッドの全貌を詳しく教えて差し上げようと思い
「それじゃ、夜景の見える素敵なレストランで食事でもしながら・・・」
と提案するのですが、どうも皆さん、お忙しいみたいで、なかなかその機会が持てません。
今週がダメなら、その次の週、それがダメなら、さらにその次の週でも良いのですが、ずーっと忙しいんですって。
なるほど、忙しいなら、仕方ないよな。忙しいなら。うん。
さて、簡単に痩せるには《消費カロリー>摂取カロリー》を守るという、実に単純なことなのですが、それを徹底するのがなかなか難しいみたいで、挫折する方が多いようです。
ちなみに、小澤メソッドを利用すれば簡単に痩せられるとはいっても、我々のような格闘家は別として、普通の人は、そんなに減量なんてする必要はないわけで、私のように、自らの肉体をいじめ抜き、それによって生じる《肉体への急激な変化》を見て楽しみ、そして、そんなストイックな生活を楽々とこなしてしまう自分自身に酔う、といった変態的な人間でない限り、ホントのところは減量なんてオススメできません。
まぁ、そうはいっても、どうしても私の減量方法を知りたいというのであれば、その手法を公開することについて吝かではないのですが、そういえば、私の友人の榎木田くん(仮名)は、以前、あるフィットネス用品店で働いておりまして、その時、こんなことを言っておりました。
「ちょうどオレが店にいるときさぁ、北山さん(仮名)が来たんだよね。その時、北山さん(仮名)に向かって“あれ?ちょっと痩せました?”って言ったんだよ。そしたら、なんかムッとして、何も買わずに帰っちゃった。」
※北山さん(仮名)・・・ボディビルダー。かなりのトレーニー。
榎木田くん(仮名)は、北山さん(仮名)が何故ムッとしたのか分からなかったようでしたが、私には、なぜ北山さん(仮名)がムッとしたのか、すぐにピンときましたね。
普通、不健康な人で無い限り「痩せたね」という言葉は、それほど失礼な意味を持ちません。例えばフィットネスクラブで運動しているような人などは、逆に、そう言われるのが目的だったりするくらいですし。
ですから、フィットネス用品店の店員として言った榎木田くん(仮名)の言葉は、明らかな間違いというワケではないのですが、“言葉”というものは、それを言って良い相手と言ってはいけない相手というものがありますので、彼の場合は、その使い分けが正しく出来ていなかった、ということになるのでしょう。
トレーニーにとって「痩せた」という言葉は、時に
痩せた
↓
細くなった
↓
筋肉が小さくなった
↓
しょぼいカラダしてんなぁ
という意味合いを持ちます。
これは、筋肉を大きくするようなトレーニングをやっている人間にとって、屈辱的なことなのです。
厳しい減量に耐え抜き、極限まで絞りに絞った肉体について「痩せたね」などと簡単に言われた日には、言った相手の首も絞り上げたくなるってものです。しかも、榎木田くん(仮名)みたいなビール腹の人間に言われれば、なおさらですね。
それでは、この場合、榎木田くん(仮名)は何と言えば良かったのか?
模範解答を見てみましょう。
「あっ、北山さん(仮名)!カラダに“キレ”出ましたねぇ!!」
そう、この“キレ”という言葉、これこそが、トレーニーを喜ばせる単語の一つなのです。この場合の“キレ”とは、余計な皮下脂肪が削ぎ落とされ、筋繊維が見事に浮き出ている状態をいいます。
この言葉を掛けてあげれば、相手はきっと「いやぁ、そんなことないですよ。」と言いながらも、顏はニタニタ。
それでは逆に、相手が太ったかな?という場合には、いったいなんと声を掛けたら良いのでしょうか?
これは少し、応用問題です。
一般人の場合、相手が太ったときには、特にそのことには触れずにやり過ごすというのが、最も妥当な方策かもしれません。
しかし、相手がトレーニーの場合は、この状況下でさえも、喜ばすことが可能なのです。
それでは早速、模範解答を見てみましょう。
「おっ、北山さん(仮名)!カラダ、かなり“デカ”くなったんじゃないですか!?」
そう、この“デカい”という言葉、これなども、トレーニーを喜ばせる単語の一つなのです。この場合の“デカい”とは、筋肉が見事に発達し、出るところは出て、締まるところは締まっている、そんな状態をいいます。
この言葉を掛けてあげれば、相手はきっと「いやぁ、そんなことないですよ。」と言いながらも、顏はニタニタ。
このように、ハードなトレーニングを行っている人間と会話をするときは、相手の今現在の常況に臨機応変に対応した的確な会話を行えなければ、有能なインストラクターとは言えないのです。
例えインストラクターでなくとも今後、こういった人間と言葉を交わす機会が、無いとも限りません。従って、一般の方々であっても、この程度の知識は身に付けておいて損は無いでしょう。
ただし、得なこともありません。
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